180616 山山
昼まで寝る。特に何もしないままに夕方。ああ、お昼は昨日買ったパンやらなんやらでサンドイッチをつくったよ。
夜はKAATで地点『山山』|KAAT 神奈川芸術劇場
震災の話だなあ、日本の話だなあなどと思っていたが、終わった後のみんなの話を聞いて色々考える。
鬼として排除されて見えなくなった人たち。それは震災だけではなくて、多くのインビジブルピープルのことだろう。それだけではなく、多くの「平均的」だと思おうとしている人たちの中にもいるものだろう。
届かぬこえは、被災地からの情報が入ってこないというだけでなく、権力への訴えや価値観の違いもあるのかもしれないし、それぞれが言いたいことだけいっているSNS的なものも指しているのかもしれない。それでも繋がろうとせずにはいられない、というか言うことをせずにいられないのが我々か。
衣装と舞台美術はなんかデジタルに感じてトロンみたいやなーと思っていた(もちろんナマハゲなのはわかったけど)。
山と山の谷とか、津波とかの意味はもちろんあるんやろうけど、ひっくり返った屋根ってモチーフは恥ずかしながら気がつかなかった。
使い方は相変わらず役者の身体を酷使していて、すごかった。いや、マジですごいよ、地点。
地点を二週連続で見れるのは幸せ。
という現実逃避の一日でした。