170225 カルテット 映画三本
昨日そんな飲んでないのに二日酔い気味。
荷物が届いた時はまだがっつり寝てました(9時くらいやったから許してほしい)。
午前中は相当ダラダラ。
箱だけ少し匂いが気になったのでベランダで干す。
軽く掃除。洗濯。
夕方までドラマを見る。
カルテットがいたすぎる
何が痛いってクドカンと松たか子の関係が、まるで自分とこのようだから。
単身赴任を言い訳に逃げただけだ。
互いの思いや願いに寄り添わなかった。
今でもまだ逃げ続けてる。
もちろん全く一緒ではないねんけど
自分の平凡な傷を、少しドラマチックにして共感を感じさせるのがよいドラマか。
どっちも悪くないんだけどな。
みかちゃんは見て何を感じたんやろうか。
何も感じてなかったらいいな。
傷なんかに目を向ける必要ないしね。
気付かないでいて。
他に映画三本を見る
デンマークの映画。未解決事件もの。
映画やと思って見ると少し物足りない。2時間ドラマか。
連続ものの新作やけど、最初のがあるとは思わなかったので後で調べてへーって感じ。
宗教団体の名前がいくつか実名で出てくるけど
よかったのかね。
信仰についての話はあったけど、もう少し深まっても良かったかな。
赤堀雅秋が親父役をやったんやろうか。
だったらぴったり。ていうか赤堀雅秋のがなり声って本当に不快で、この役にはぴったりだと思った。
三浦友和こういう役似合うよな。
本人も嬉々としてやってる感じがよい。
話題の中華料理のくだりも面白かったけど
金物屋から見る風景などがよかった。
あそこから来る日も来る日も同じ景色を見ながら景気が悪くなる世の中のことを考えているうちに徐々にああなっていったのではないか。
もちろんそんな気配は最初からあったんやけど。
もう一つ好きやったのは犯人の田中麗奈への態度が親父そっくりなところ。
もっとも嫌いな父親に似ていることに彼は気づいていたんだろうか。
どこかで書いていたけど
登場人物全員が他者への想像力をもたない(内田滋はどうなんやろう……。)
もしくは想像力の限界の先に他者がいる。
そのことに気付いてない。
いずれにしても閉塞感しかなくなんとも絶望的な映画でした。
そしてこれを見ても、あの父親は自分ではないかと思う。僕もまた想像力の先に他者がいることを想像できていない。
人間には限界があるのだ。
三つ目はこれ。
なかなか狂った映画でした。
17時から17時11分までに起こったことをモザイク的に描いて、最後一気に収束させるすさまじい映画。
とはいうもののほとんどの人は巻き込まれ系。
(そこに居合わせた不運)。
あーあそこで遅れたせいでああなるのかーみたいな。
まあゲーム。
でも世の中はゲームみたいなものなのかもしれない。
意味なく人は巻き込まれて死ぬ。