160924 美術館
撮影もあり美術館のはしごを
都美術館 木々との対話
開館90周年記念展 木々との対話――再生をめぐる5つの風景|東京都美術館
とても良いキュレーションでした。
作家のチョイスも作品のチョイスもとてもよかったと思う。
土屋応仁さんはよいね。シンプルに手元に欲しいと思える作品。
丁寧に、幻想の動物を作っている。いないものが、さもいるかのように、しかも木でつくっている。
色使いも繊細。
須田さんの花もよかった。作品自体の繊細で儚い感じも好きやけど、やはり展示の仕方がいつもすごい。
今回、図書館の奥にあった作品が胸をうった。そこでの展示を許した美術館もえらい。
國安孝昌さんの作品もよかった。都美術館の吹き抜け好きやねんけどそこに圧倒的な存在感をもって存在していた(なにこの日本語)。
田窪さんの作品は旧作の、ものとしての存在の強さから、作家性を排除したような、場所への奉仕のような新作までのパースペクティブがとてもよかった。加藤さんが言うてた怖さは荘厳さを目指していたものかもしれない。一神教から多神教への転換のような。
その後写真美術館へ
杉本博司のロスト•ヒューマン展
今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない
と言う言葉から始まる33の視点。
様々な立場(職業)から世界の滅亡を語る。
シニカルな、脱臼感もあるテキストと呼応する展示はデストピア感満載で笑えた。
俺は世界に幻滅してるけどお前たちはどうするんだ。と言う問い。
二階は廃墟劇場と仏の海
廃墟劇場の高時間露出で上映した映画がテキストになってたのか。呼応関係かと思った。
三十三間堂を撮影した仏の海も面白かった。
地下の報道写真展も見る。
三階の杉本博司と呼応するかのような現実を切り取った写真。問いがより深く刺さる。
ただ、こういう世界を見せられても、僕たちはショックを受けて戸惑うことの方が多い。きっとみんななんとかしたいと思うけど、その行き先がないから慌てふためいて動き出せない自分に後ろめたさを感じ、そのうち目を背けてしまう。
衝動の受け皿が必要だろうなー。
今日はさらに森美に宇宙と芸術展に。
わりととっちらかった印象。
いろいろあって面白かったけどね。
日本刀とか格好良かったね。
チームラボは分かりやすかったけどアートか?エンタメか?
技術によって感覚を揺さぶるのはアートなきがするけど揺さぶる感覚はそれでいいの?みたいな。
エンタメとしてはそこそこ面白かったけどね。
江戸時代の山形かどっかのUFO目撃談みたいな話は面白かった。
おわってのんちゃんと飯。うまし。
いろいろ話できてよかった。よかったとのんちゃんが思ってくれたらいーなー。