180711 ニンゲン御破算
ニンゲン御破算を見に行く。
ニンゲン御破算 | シアターコクーン | Bunkamura
場所は森ノ宮ピロティホールやけどね。
出演
阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子
荒川良々、皆川猿時、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、顔田顔彦、少路勇介、田村たがめ、町田水城、
山口航太、川上友里、片岡正二郎、家納ジュンコ、菅原永二、ノゾエ征爾、平田敦子
松尾スズキ
前田悟、齋藤桐人、乾直樹、阿部翔平、井上尚、掛札拓郎、笹岡征矢、
中村公美、香月彩里、石橋穂乃香、青山祥子、中根百合香
演奏:幕末どさくさ社中(邦楽)・清水直人(sax.)・磯部舞子(vn.) ・門司肇(key.)
とてもよかった。
15年前の初演は映像でしか見れなくて、残念でしたが、こうして再演見れたの感謝です。
時系列には前後するし虚実ないまぜのそれはどこまでが本当なのか嘘なのかというところもあるけど、筋自体は割とシンプル。
とは言え効果的な音楽も相まって、馬鹿馬鹿しい感じなのに急に胸をキュッとされて目頭が熱くなるところがある。丁寧に創り上げたんやなーと感じる。
役者の贅沢な使い方がいーなー。多部未華子素敵。
阿部サダヲは、気負わずに、自分の実の介を創り出していた。軽やかで清々しいなー。一方でどろっとしたところもちゃんと演じていて、やっぱりすごい役者だわ。
松尾スズキと絡むノゾエさんも、なんか立派になったなー、みたいな気持ち。すごくええ感じやった。
荒川氏、皆川氏、村杉氏など大人計画の面々がしっかりとガチャガチャしてくれるから(皆川氏はストーリーを背負っていたが)、安心して筋を運んでいけるというのかもしれない。
ああ、とても気持ちいい芝居を見れたよ。
お昼は近くの洋食屋さんで。