180621打ち合わせ 太宰治の辞書 空飛ぶタイヤ
打ち合わせ。苦しかった。僕の頭が回ってない。つらい。
もえぞーちゃんのけんで夜小林さんから電話があった。対岸の火事ではない、と思う。よりケアをしなければ。
ドラマ版の空飛ぶタイヤをみる。非常に丁寧に描かれていてよかった。三人の立場からの戦い、葛藤、悩み、苦しみがきっちり。それを支える人、励ます人もちゃんといた。映画の深キョンは格好良かったかど、戸田菜穂の揺れながらも支える感じがよかった。最後泣いちゃったよ。國村隼と萩原聖人の最後のやり取りもよかった。國村隼を単に悪人にしていない。
みながら、仲村トオルの立ち振る舞いに共感。決して強くはないけど仲間のために戦おうという覚悟が伝わった。僕も強くなろう。それは信念だ。
僕の作る本は、車のように直接人の生き死にには関わらない。だけど、ダメな本は人を殺す。その覚悟をもってつくらないといけない。
通勤途中に読んでた北村薫、太宰治の辞書、よかった。本編もよかったけど、挟まれていた短編(掌編?)白い朝、がとてもよかった。最後、静かな感動に電車の中で泣きそうになった。
北村薫の本、特にこの円紫さんと私シリーズは、丁寧に丁寧に言葉に寄り添う感じがして、空気の澄んだ少し涼しい朝のような心地よさがある。
ラジオ図書館で聞かなければ読んでなかったかも知れない。ラジオ図書館も、よい番組だったなー。
本を愛することも忘れないようにしたい。
明日は多分しんどい1日になるだろうけど、重心を低くして、甘んじて受け入れて、これからのことを考えようと思う。
チーフとしての覚悟を。