凡汁日誌

じわっとしみでる凡人の汁。食べ物、芝居関係が多くなるかと。

160914 批評的に考える

 

みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド

みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド

 

 

この本を読んだ効果はとてもあった。

常に目的からぶれない思考。

ここで話し合われてることってなにについてやっけ?なにが問題なんやっけ?

ねらいに対していかに有効かをいつも考える。

問いが正しく立てて、それに対してどうなのかと考える。

わかりやすい。

 

なにが問題なのか、ということについても、現状がどうでどうなりたいか、ということから考える。

 

思えばほとんどのことは何かと何かの間にある。現実と理想の間に問題はあり、人と人の間にコミュニケーションがある。

個性というのも、その人に付与していると言うよりは、人と人との差を指して言うような気がする。

 

でも、幸せは個人に付与すべきで、相対的幸せなんてのはナンセンスだ。

 

個と、個と個の間にあるものとの丁寧な腑分けがとても大事な気がする。