160914 批評的に考える
みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド
- 作者: アーロン・イリザリー,アダム・コナー,長谷川恭久,安藤貴子
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2016/05/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
この本を読んだ効果はとてもあった。
常に目的からぶれない思考。
ここで話し合われてることってなにについてやっけ?なにが問題なんやっけ?
ねらいに対していかに有効かをいつも考える。
問いが正しく立てて、それに対してどうなのかと考える。
わかりやすい。
なにが問題なのか、ということについても、現状がどうでどうなりたいか、ということから考える。
思えばほとんどのことは何かと何かの間にある。現実と理想の間に問題はあり、人と人の間にコミュニケーションがある。
個性というのも、その人に付与していると言うよりは、人と人との差を指して言うような気がする。
でも、幸せは個人に付与すべきで、相対的幸せなんてのはナンセンスだ。
個と、個と個の間にあるものとの丁寧な腑分けがとても大事な気がする。