凡汁日誌

じわっとしみでる凡人の汁。食べ物、芝居関係が多くなるかと。

モナドの領域

仕事が落ち着きかけているので前から読もう読もうと思ってた筒井康隆モナドの領域を買った。

朝会社行く前に本屋によったら、ネットでは10時からって書いてたのに11時からで開いてなかった。ショック。で帰りに寄ったら置いてなかった。またショック。
少し離れた本屋で最後の一冊をネットでゲット。

その後同僚と飯を食ってたら案の定デザイナーさんから連絡があって、会社戻って電話。危なく致命的なミスをするところでした。

運気が変わったかな。いや、これもモナドか。

サスペンスかと思いきや、哲学対話小説みたいになっていった。最後は強引な気がしたけど、沁み入るようなメッセージに落涙しそうに。祝福。
観念的な話が続くけどリズムがとてもよく、ページをめくらせる文章は流石としか言いようがない。

すべてのものが、GODからみて美しいのなら、なんか生きていてもよいように感じる。